PCXにマフラーを投入しました。
ヨシムラ、BEAMSなど市販されているマフラーをあれこれ検討した結果、アールズギアのVR SPEC オーバルチタンマフラーに決めました。
チタン製のマフラーが良かったこと、オーバル形状が良かったことがポイントでした。
焼き色のデザインは、管理人には少々派手過ぎる印象で、チタンブルーメインな感じが好みですが。
アールズギアのVR SPEC オーバルチタンマフラーは、大阪の老舗商社、谷尾商会さんのオリジナル製品です。
二輪業界に携わっていた方であれば仕入先として皆さんご存じでしょう。
レースに携わっている方はLIQUI MOLYの日本代理店として認知されている方も少なくないかと思います。
早速取り付けましたので、今回はVR SPEC オーバルチタンマフラーの取り付けについてご紹介いたします。
スペック|VR SPEC オーバルチタンマフラー
サイレンサーがチタン製、エキパイはステンレス製です。(販売元/メーカーへ直接確認済み)
サイレンサーとエキパイは分割できないタイプ(一体型の成型)です。
適合車種は以下の通りです。
PCX/EBJ-JF28(ESPエンジン仕様に対応), EBJ-JF56, 2BJ-JF81, PCX150/JBK-KF12, JBK-KF18, 2BK-KF30
マフラーバンドの取り付け位置とカラーがモデルによって異なりますので説明書に目を通してから作業しましょう。
政府認証品、JMCA認定品
政府認証品、JMCA認定品でアールズギアの証明書が添付されます。これをバイク書類一式と一緒に積載しておけば、万が一警察に止められて「マフラーうるさくない??」とイチャモンを付けられたとしても政府認証のマフラーだと主張することが出来ます笑
オイル・フィルター交換可
エキゾーストパイプ(以下エキパイ)のレイアウトは純正マフラーと異なりますが、オイルドレンボルトに干渉しておりませんのでマフラー取り付け状態でオイル交換可能です。
マフラーガスケット付属
なんと!ガスケット付属です珍しくないですか?当然ついていないと思ってKITACOのガスケットを買ってしまいました笑
不要なのでメルカリで流しても良いのですが、、、大赤字になるので予備に取っておきます。
センタースタンド使用可
センスタも使用可能です。
必要な工具など
- 10mmソケット(ディープかセミディープ)
- 14mmソケット
- エクステンションバー(100mmか150mmがおススメ)
- ラチェットハンドル
- その他ハンドル(ネジが堅い場合・・・スピンナーハンドルなど)
- ユニバーサルジョイントかウォブルバー(ちょっと首振るエクステンションバー)、または首振りメガネレンチなど
- ガスケット、または液ガス
- 6mm、8mm六角レンチ(六角ソケットの方が作業は楽)
- あればインパクトレンチ(エアー、電動どちらでも可)
工具については作業工程の紹介の際にもご説明します。
その他、メカニックグローブや作業用のニトリルグローブ、パーツクリーナー、作業用シート、ネジ類を入れるケースやマグネットトレイなどがあると便利です。
取り付け①|純正マフラー取り外し
まずは純正マフラーを取り外します。
段ボールやマットなどを下に敷いて不意な落下に備えておくと良いでしょう。(管理人は100均で買った、若干クッション性がある銀マットを敷いています。)
こちら側は普通にやるとボルトに対して若干斜めにソケットが刺さるような形になります。
上手にやれば問題ないのですが、ナットの山をナメてしまう可能性があるので心配な方はユニバーサルジョイント、ウォブル、首振りラチェットなどを使いましょう。
続いてサイレンサー側ですが、3本とも14mmのボルトで固定されています。
1本はピントが合わず、、、見辛いのですが〇で囲った奥に見えるボルトです。
これを外すとマフラーはフリーになりますが、エキパイ側が引っ掛かってすぐには抜けません。
少しパズルをやって抜き出しましょう。
以上で純正マフラーの取り外しは終了です。
取り付け②|ステーの取り付け
サイレンサーバンドを取り付けるため、ジェラルミン削り出しのステーを車体側のスイングアームに取り付けていきます。
取り付け③|マフラー取り付け
純正マフラーを外した時の逆でエキパイをエンジン側までもっていったらガスケットをつけてエキパイエンドのフランジをスタッドボルトに引っ掛けます。
フランジの両穴がスタッドボルトに入ったらナットを回して仮止めします。
サイレンサー側の遊びはあまり要らないので手締めで回らなくなるまで締めてしまってOKです。
新品&フリーの状態だと写真の通り「ㇵの字」の状態ですが心配御無用です。
ここではインパクトがあると作業が速いですがなくても問題なく取り付けは可能です。
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