2021年9月27日Update 「PCXスマートキーとの電波干渉」追記
2021年9月27日Update 「Kaedear」さんからの回答を追記
バイクでスマホのナビを使う方は少なくないと思いますが、その際にはスマホホルダーが必要ですよね。
また、スマホでナビを使う場合はスマホ充電の減りが凄いので💦充電についても同時に考える必要があるでしょう。
そこで、今回は管理人がおススメするカエディアのワイヤレス(Qi)給電可能なスマホホルダーをご紹介します。
早速ですが、カエディアスマホホルダーの写真です。管理人の場合はハンドルブレースに取り付けていますが、PCXの場合、純正ハンドルにも勿論取り付けることが可能です。
カエディアさんは2019年に立ち上がった新しいブランドで、横浜を拠点とした日本のメーカーです!
装着のし易さについて
★★★★☆(★4)
装着は、赤〇で示したホルダー・センターの凸部分を押すことにより、ワンタッチでスマホをホルダーに装着することが出来ます。
凸部分(突起部)はわざわざ押す感覚ではなく、スマホをホルダーに直接押し当てるような感覚であるため、片手で1秒装着が可能です。
バイク便の方、フードデリバリーなどの配達員の方など、何度も頻繁に乗り降りする方には重宝する装着方法です。
留意が必要なポイントとしては、スマホ/スマホケースの背面がフラットであるか、突起が出ているか、です。
https://www.apple.com/
このようにスマホの背面がフラットではない場合、上記の凸部分を押すことが出来ず、ホールドされない場合があります。
これを理由に★1のレビュワーの方もいらっしゃいますね。。。
ただ、これについてはカメラの段差分を埋めてフラットにしてくれるケースがありますので、それを使うと良いでしょう。
ただ、ケースのデザインが気に入らない。。。という方もいると思いますし、ケースは使いたくない、裸で使いたい、という方もいるかも知れません。その場合は確かに使い難いと思います。
突起部分をもう少し高くして、バネを仕込んであげれば解決できるのでは?と思いますのでカエディアさん、検討をお願いします🙇 ← 直接依頼してあります🙋♂️
問い合わせをしたら回答をいただきました。
2019年に販売していたホルダーはiPhone Xが最新だったため考慮されておらず、2021年以降に発売されたホルダーはiPhone11などカメラが出っ張ったスマホを考慮した設計となっております。
(Kaedearさん公式回答を要約)
うむ。
管理人が購入したのは2020年11月(1回目)、2021年3月(2回目)なので、今使用しているのはカメラの出っ張りを考慮した設計、ということですな。
であれば、もう少し改良を希望したいと思いますので、その旨をKaedearさんへリクエストしておきます!
話を戻して、現状の対策についてですが、スマホ背面がフラットにならない場合は両手を使わないといけなくなります。
1、部分を指で押しつつ、ホルダーが閉まってこないように手で押さえる。
2、スマホをホルダーに置き手を離して装着完了。
といった感じです。
一般ユーザーであればこれでも問題ないと思いますが、上記のような頻繁に着脱する方にとっては煩わしいでしょう。
上記は、スマホケースの背面がフラットであれば全く気にする必要がないことですから、レビューとしての評価は★5つです。
装着後のホールド性について
★★★★★(★5)
装着後は四隅でがっちりホールドされています。
約10,000km走行し、不意にホルダーからスマホが外れてしまったことは一度もありません。
まったく問題ないホールド性能と言えますので★5つです。
着脱のし易さについて
★★★★★(★5)
こちらも赤〇で示した、スマホホルダーの両サイドにあるボタンを押す=ホールドを解除するという形になります。
両サイドのボタンを押すのに力は必要ありませんし、2段階でロックを解除するようなアクションも必要ありません。
普通に両サイドのボタンを押すだけで解除されるので、利便性は非常に良いです。
充電について
★★★★★(★5)
本機はUSB接続による有線充電とQiによる無線充電が可能です。
有線充電か無線充電か、はスイッチで切替える必要があります。
スイッチは有線ON-OFF-無線ONの3系統です。
充電に関するレビュー項目は、充電の安定性と充電速度の2項目でしょうか?
この充電の安定性と速度についてレビューを行う前提として
・車両との配線状態
・スマホ端末の状況と状態
この2つについて条件を付与する必要があります。
(なぜなら。。。簡単にいうと、例えばそもそも出力が出ない配線で設置しているにも拘わらず「充電時間が遅い」、というレビューは不適切です。同様にバッテリーが劣化したスマホを使って「充電されない、充電が遅い」というのもフェアではないですよね。同一の端末を使って他の充電ホルダーを比較するなら良いと思いますが。。)
安定性については、スマホ端末側の状況や状態にも依存しますので、スマホホルダー単体で評価するには複数の端末でテストする必要がありますが、私の場合はiPhoneしか所有していないのでスミマセン。
充電速度についても同様で、スマホ端末側の状況や状態に依存しますので、同じくiPhoneでのケース、ということで。
ワイヤレス(Qi)充電について
本機はワイヤレス(Qi:チーと読みます)充電に対応しており、Qi充電に対応しているスマホであればスマホをホルダーにセットするだけで充電することが出来ます。
Qi出力:最大15W(15W/10W/7.5W/5W)
となっており、急速ワイヤレス充電にも対応しています。2021年現在では非常に良いスペックかと思います。
2021年時点でのiPhoneでQi充電機能が搭載されているのはiPhone8以降です。
(iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max、iPhone SE 〔第2世代〕、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus)
最新のiOSにアップデートしている場合、最大7.5Wで充電することが出来ます。
USBでの有線ケーブル充電について
ホルダーの下部にUSBの差込口があります。こちらから従来通りUSBケーブルを刺して充電することが可能です。
USB出力:最大36W(12V1.5A/9V2A/5V3A)
QC3.0クイックチャージ急速充電に対応しています。
iPhoneの場合、
iPhone8~iPhone11が最大約18W
iPhone12、iPhone12が最大約20W
での充電可能です。
カエディアのUSB出力を見ると12V1.5Aとありますので12V車の場合は最大18Wの出力を得られます。
充電に関するレビュー
★★★★★(★5)
私は基本的にQi充電を使います。(一度iOS側のUpdateでQiが使えなくなった際にUSB給電も試しています。なお現在はすべて対策版に置き換えて販売されていますのでご安心ください。※カエディアさんに確認済み)
使用する端末はiPhone XS Maxで、Qiは7.5Wでの充電です。
充電機能自体は★5です。全く問題なく使えており重宝しています。
ナビなどアプリを使用しており、常時ディスプレイON、ネットワークも常時使用という環境ですが、真夏以外の時期では
昼間 消費<充電 です。やや充電が勝つ、位な感じですね。
夜間 消費<<<充電 です。完全に充電が勝ちます。(使用していても充電されていく状態)
夏の場合は熱が問題です。(昼間気温35度以上、夜28度などの熱帯夜を想定)
昼間はただでさえ気温が高く、充電環境としては最悪ですが、直射日光を受けるとなると消費>充電となっていきます。それでも充電はされますので、何もしない状態よりはバッテリーの減りを遅らせることが出来ます。
夏の夜間では消費<充電となりますが、爆速充電という感じにはなりません。
夏の場合、どの充電器を使用しても似たような結果になりますし、そもそも充電器側のスペックの問題ではありません。
ワイヤレス充電時のGPS誤作動について
レビューを見ていると、ワイヤレス充電時、ナビ使用時に使うGPSが狂ってしまう、という方が複数いらっしゃいました。
自分の場合は、Google Map、Yahoo Map、その他配達用の地図アプリを複数試していますがいずれもGPSの誤作動、不便を感じたことはありません。
ただ、天候が悪い日+ワイヤレス充電の組み合わせはGPSが狂い易いかも知れません。
PCXスマートキーとの電波干渉
充電からの流れでスマートキーとの電波干渉について触れておきます。
https://www.hondamotopub.com/
オーナーズマニュアルのP30です。
PCXは、ご存じの通りスマートキーですが、携帯電話など無線通信機器とスマートキーを一緒に携帯している時などにスマートキーが正常に作動しないことがある、と記載されています。
Qi充電していない場合(非充電時、またはUSB充電時)、スマートキーは問題なく作動していますが、Qi充電時はスマートキーが作動しなくなることが多くあります。
体感では約80%くらい作動しません。
※スマートキーが作動しなくなるとスマートキー警告灯が点灯します。また、スイッチが動かせなくなるのですぐにわかると思います。
この場合は、一旦Qi充電を休止する(ホルダーから端末を外す、またはホルダー側のQi充電スイッチをオフにする)とスマートキーが復活します。
配達員の方など、頻繁にホルダーへの端末着脱をする方にとっては地味に不便なポイントです。
この不具合の特性を理解したうえで立てた管理人の対策は以下の通りです。
1、駐車する時はスマホ端末をホルダーから外してからハンドルロックを掛ける
2、乗車する時は先にACCスイッチを入れてからスマホ端末をホルダーに装着する
慣れればそれほどストレスなく自然に出来ますが、やはり不便ですよね。
改善出来ないか、Kaedearさんに問い合わせしておきます。
設置のし易さについて
ちょっとサボり過ぎましたね笑
後で写真撮ってUpdateします🙋♂️
配線について
配線についてはレビューも何もないのですが笑
配線については大きく分けて3通りですかね。
- バッ直(本体電源を手動でON/OFFする必要あり)
- バッ直リレー配線(バッテリーから新たに配線し、ACCと連動するようにリレー配線を組む)
- ACC配線(バイクのACCと連動)
バッ直配線であればただバッテリーに繋げるだけなので、レビューの面では「簡単な作業」になりますし、カウルをバラして配線する場合は「面倒な作業」になると思いますので。。。
レビューについては割愛します。
話を戻して、スマホホルダーは上記いずれかで配線します。
バッ直の場合
配線は簡単ですが、配線が剥き出しとなり見た目が良くないこと、コードを足に引っ掛ける恐れがあり危険な配線です笑
管理人はカウルをバラすのが面倒でもう9か月この状態です。
バッ直リレー回路の場合
管理人は次の作業でこれに移行する予定ですのでその際にUpします。
正直、スマホホルダーだけ取り付けるのであればサービスカプラーから電源を取るだけで問題ないです。
管理人は、スマホホルダーだけでなく、グリップヒーター、フォグランプ、ドライブレコーダーなども取り付けるかも知れないので、自分で電源容量やヒューズの管理が出来るようにバッ直リレー配線をやろうと思っています。
作業内容は、
- バッテリーから新たにプラス電源をヘッドライト裏まで配線する。
- リレーにACCからスイッチング配線を取る
- リレー出力からスマホホルダーの電源を取る
- アースを取る
という感じですね。
ACCはサービスカプラーから取る予定です。
バッテリーからフロントに配線するためには、、、
なんと!!!
リアカウル、サイドカウルを外さないといけないんですよね。。
なんでこんな面倒な仕様にしてるんだHONDAさんよ・・・というのはPCXユーザーとPCXを整備する方々の切なる声ですよ。。
アースはバッテリーに戻そうかな~。ダブルコードを配線することになりますが、サイドカウルは出来れば全部外さないでやりたいのでスペースがあるかどうか、見てから決めます。
ACC配線(バイクのACCと連動)
ACC配線が最もおススメです。
PCXの場合はフロントのメーター裏にサービスカプラーがありますので、ここから電源を取る方が多いのではと予想します。
他の車種でサービスカプラーが無い場合、ヘッドライト付近には必ずACC電源があると思うのでACCの配線を探して電源を取ればOKですね。
カエディアのスマホホルダー側の配線にヒューズがついていますので、ヒューズ交換がし易い場所に配線することも考慮すると良いでしょう。
こちらもフロントをバラした際に詳細をUpしますね。
各種Q&Aまとめ
商品紹介ページだけでは分からない、Q&Aなどでのやり取りをまとめておきます。
USB充電とワイヤレス充電の併用は可能ですか?
出来ません。端末側も併用出来ない仕様です。
本機についても、USB充電とワイヤレス充電を切り替えるスイッチを使用しておりますので、物理的に併用することは出来ません。
回答者:管理人
ワイヤレス充電可能な検知距離最大は何mmですか?
伝送距離は8㎜。ワイヤレス充電対応スマホケースをお使いで、特にバックリング等の背面を浮かせる要因がなければ問題なく充電は可能です。
垂直側に対してはほとんど問題になる事はございません。
水平方向でエクスペリアXZ3がワイヤレス充電範囲ギリギリの為、ケース次第では範囲外になる事を確認しております。
回答者:Kaedear(カエディア公式)
バッ直配線時、本体電源OFFならリークはないか?
スイッチがオフの状態で暗電流は発生しません。
回答者:Kaedear(カエディア公式)
※暗電流とは、スイッチオフ時にも流れることがある微弱な電流のことを言います。
Q&AについてはTo be updatedです。
マウントが別バージョンのタイプはこちらです。
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