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PCX125 JF81|メーター故障とその後の対応まとめ|ホンダドリーム

PCX125 JF81のトラブル
この記事は約6分で読めます。

※2021年9月24日一部写真を編集

メーター故障の経緯や状態

納車から5か月。メーターが逝ってしまいました。
今回は、メーター故障の経緯や症状、その後の対応などをまとめましたのでご紹介いたします。

経緯

前触れはなく、、、その時は突然でした。
走行中、ハザードスイッチを付けて停車しようとしたときにメーターの故障に気が付きました。
消灯するその瞬間を確認出来たわけではありません。
また、ハザードスイッチと何らかの関係性があるのか、についても不明です。

点いたり消えたり、ということもなく、その後メーターが点灯することは二度とありませんでした。

症状1:メーターの消灯

PCXユーザーであればお分かりいただけると思いますが、スマートキーのACCオンの状態ではヘッドライト、リアのテールランプ、メーターが点灯します。

しかし、写真にある通り、ヘッドライトは点灯していますが、メーターが消灯しています。

ヘッドライト、リアテールランプ、ストップランプ、ウインカーなどは正常に作動。
メーターに関してはスマートキーのON/OFFに対しても完全に無反応です。

症状2:アイドリングストップについて


アイドリングストップ機能を利用している場合、アイドリングストップしている時に赤丸の部分の緑のランプが点滅しますが、メーターが故障した後はこのランプも点滅しませんでした。
しかし、アイドリングストップ自体は問題なく作動しておりました。

症状3:スマートキー警告灯について


唯一?生きていたのはこのスマートキーの警告灯です。

トラブル範囲の見極め

まず、自走するのに問題がないかどうかを確認しました。

ヘッドライト、テールランプ、ストップランプ、ウインカー、すべて問題なく作動することを確認。
エンジン始動、停止も問題なし。

ってことで、自走OKでした。

メーター故障の原因を検討

1、メーターの接続コネクタ外れ?

このPCXは、納車からカスタム、DIY作業はしていないため、カプラーが外れたというのは非常に考えにくいです。
確認するにはカウルを外して直接確認するしかありませんが、可能性が低いため一先ず作業は保留。
他の原因を考えます。

2、ヒューズが飛んだか?

バイクは車と比べても電子制御するパーツが非常に少ないですし、車両ハーネスを考えてもメーターだけを制御するヒューズなんてあるのか?恐らくメーターの電源回路は他の何かの電装と共通のヒューズ回路になっているのでは?
そう考えると、これも可能性が低いと思いましたが、PCXの回路を把握していなかったので念のためヒューズも確認。


右列の下から2番目のヒューズに「TURN、STOP、TEIL、METER 7.5A」とあります。
つまり、もしこのヒューズが切れたことでメーターが点かなくなったのだとすると、ウインカー、ストップ、テールランプも点かなくなっていないと辻褄が合いません。

上述の通り、ウインカー、テール / ストップランプは問題なく作動しているため、ヒューズではないことは明らかですが、一応確認しました。勿論問題ありませんでした。


少しだけ脱線しますが、PCXも予備のヒューズとヒューズ抜きが付属されているんですね!
今回初めて知りました笑 ← 説明書を読んでいない。。。笑


なおヒューズボックスはバッテリーの上、この位置にあります。

3、キーレススイッチが点灯するということは・・・?

メーター全体が逝ってしまっていますが、唯一キーレススイッチは点灯していました。
ということは、メーター自体には電源供給されているということになります。
そう考えると「1」のカプラー抜けは否定されます。

恐らくですが、キーレススイッチはリモコンとの無線通信モジュールがオンボードで搭載されているはずで、ランプの点灯、点滅に関しては、無線通信の状態からマイコンで制御し、ランプ点灯、消灯、点滅の信号を出している単純な作りと予想しています。
メーターの基板の中でも無線通信モジュールだけは独立した構成なのでは?ということです。
これなら、電源が供給されるだけで、メーターの他の部位の故障に影響されることなく動作可能ですよね。

4、メーター自体の故障の可能性が濃厚?

「3」を踏まえると、(メーターには電源供給されているため)少なくとも電源故障の可能性は低く、メーター自体の故障、恐らく基板の中でメインとなる部品の故障と考えるのが妥当なのでは?と思います。
メーター基板を見ていないので何とも言えませんが、メーター全体を制御するマイコンか、その基板上でのインターフェースチップに何らかのトラブルが出た、ショートしたなどが原因なのではないでしょうか。
その他の簡単な構造の半導体は、単純な構造であることと信頼性から考えても故障の可能性が低く、基板の配線はプリント基板だと思うのでここの断線なんかも考えにくいです。

メーター故障におけるその後の対応

ホンダの保証を受けるためにドリームへ

メーター自体の故障が最も疑わしい状況なので、メーター交換が効果的なアクションとなりますが、購入後半年も経っていないため、ホンダの保証期間内です。
そのため、PCXを購入したホンダドリームに持ち込んで修理を依頼することにしました。

故障診断の結果は?

断定はできないものの、ホンダとしてもメーターの故障である可能性が高いとのことでした。
ホンダのデータベースには、PCXの故障事例について報告されているとのことなのですが、メーターも前例がある故障とのことでした。
原因についてはドリームまで情報が下りてきていないとのことで分かりませんでした。
恐らくホンダ本社の開発陣は解析して原因を把握しているでしょうが、リコールが出ていないということは危険性や多発性がない、ということなので今後もこの件についてホンダからリリースが出ることはないでしょう。

メーター交換による留意点

故障してしまった場合、交換するか、そのまま乗るか(笑)の2択。。。にはなりませんよ!!笑
メーターが故障した状態で乗り続けるのは違反になりますので、良品に交換するしかないのです。

この場合、積算距離(総走行距離数)を引き継ぐことは出来ず、リセットされてゼロからリスタートとなります。
オイル交換ランプについても同様です。
ホンダの整備担当者が、私のPCXの整備記録簿にそれまでの距離を記載して記録を残します。

総走行距離が一目でわからなくなってしまうのは嫌ですが仕方がありません。

交換後のメーターの保証期間について

ホンダの保証期間は2年間ですが、今回交換したメーターが再度故障した場合はどうなるのか?気になりますよね。
確認したところ、メーター単体での保証期間延長措置はなく、納車から2年で保証期間は終了します。
メーター故障の原因が分からないだけにこれについては正直不安と不満が残りますね。

メーター復活

ってなわけで、ドリームにメーター交換を依頼。
メーターは翌日納品され即日作業、その日の夕方には無事引き取ることが出来ました。


TOTALが3kmになってしまいました。。。

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